自然素材をなぜ使いたいのか
皆さん、こんにちは!
福山で工務店をさせていただいております、多賀工務店です!
今回は「なぜ自然素材を使った家つくりを考えるようになったのか」を書かせていただきます。
先ずはじめにお伝えさせてください。私は建築関係に携わってますが専門家でもなく一主婦に毛が生えた程度です。
ただ、大工である主人と夫婦で感じた、できる限りの自然素材を使っていきたいと思った、きっかけについてお話します。
さら~っと読んでいただけると嬉しいです(;^ω^)
実は、私たち家族は全員アレルギー体質です。
ですので、悪い物には良くも悪くもアレルギー反応が起きます。
私はアトピー性皮膚炎で、例えば製品管理されているような粗悪ではない靴でも薬品かぶれてしまいます。
息子は酷い花粉症で花粉の季節は目が開けれないほど腫れてしまいます。
大工である主人は以前、下請け仕事の作業中に支給されるフロアーを施工する際に出るフロアーの削りカスで咳が止まらなくなり、
「このままでは大工を続けれないかもしれない。。。」と、大工生命の危機を感じ必要に迫られて健康を考えるきっかけがありました。
そこで私は母親として、まず初めに気を付けたのは食事面や使う日用品でした。
物が溢れている今の時代に私に課せられた課題はたくさんの中から良い物を選ぶという事でした。
そして、行きついたのがなるべく地産の自然食品で健康な身体つくりでした。
先ずは、食事で免疫力を高めて、適度な睡眠と運動が大事だという事!
そして、どうしても必要な時だけ薬の力を借りています。
これは目に見えるものですし、商品の裏面を見ればだいたいの事はわかります。
ただ、一番怖いのは、目に見えない害です。
どれだけ健康意識を高く持っても身体の事を考えていても、身体の事を考えていない家に住んでいたら意味がない!
というすごく単純な理由です!理由は単純でしたけど調べれば調べるほど深い理由がありました。
一部をご紹介すると無垢材は、断熱性・耐久性が高いので、室内の湿度が高い時には湿気を吸収し、低い時には吐き出す調湿機能があります
。結露を抑え、ダニや細菌の繁殖をおさえることになります。
アトピー性皮膚炎・花粉症・気管支喘息と、家族そろって粘膜が弱い一家ですのでこの効果を無視するわけにはいきませんでした
木材だけでなく、珪藻土や漆喰は、環境にもやさしい自然素材で、湿度の調節や抗アレルギーとしても一役かってくれます。
ですが、全ての物にはメリットとデメリットが付き物です。
そこもしっかりとお話しさせていただきながら、住まわれる方がこれから先もずっと健康で幸せな「お家」を誠心誠意ご提案させていただきます。
家づくりとは「大切なご家族の身体つくりと同じだ」という事をお伝えし、と同時に一生かけて大切にしていただける「お家」をこれからも造っていきたいと思います。
新築・リノベーション・部分リフォームお住まいのことならなんでもお気軽にご相談ください。
有限会社多賀工務店